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忙しい。
仕事もそこそこ忙しく、帰宅した時間には野球は既に終わっている。
休みの日は休みの日で、建てていた家が完成し、月末に引越しを控えて両親と家具や照明を見に行くのでデーゲームは見ることができない。
たまたま早く帰れたら、観たのは中日の得点シーンばっかりの逆転負け。

そんな中、先週の金曜日(4/7)に松竹座の「浪速花形歌舞伎」の第三部に行ってきました。
元々、嫁さんご贔屓の役者さんも出ないので行くつもりはなかったのですが、チケットの販売状況をチケットWEB松竹で見たところ、どの日もチケットは残っているという状況。
上方歌舞伎を盛り上げようと若手中心で頑張っているのに、大阪文化を愛する私がこれを見過ごしても良いものか?
しかも、料金もリーズナブルでこの状況なら当日券でもOK。第三部なら仕事さえ調整すれば観ることが出来る。
であれば、行かねばなるまい・・・。
と、料金は出すから(但し、二等席)一緒に行こうと嫁さんを誘ったが、やはり観たいものではないらしく、「1人っで行っておいでよ。」とのお言葉。
ということで、仕事の都合の良い日を選んで行ってきたのが先週の金曜日。

当日券は残っており、席迷うことなく選んで購入。
いつも観に来る松竹座での歌舞伎ほど劇場前は混雑もせず、わりとゆったりとした雰囲気。
今、思い出してて気付きましたが、お弁当屋さんがいなかったからですね、おそらく。
開場時間になり入りましたが、番付やイヤホンガイドを求める人は少なく、ここでもいつもとは少し違う雰囲気。
時間が短いのでいつもよりも割高だと考えてるのか、それともわかりやすい話だと思いレンタルしないのかはわかりませんが少なかったですねぇ。
番付の方は、既に第一部、第二部を観に来て購入済みの人が多かったのかも知れません。
1000円と普段よりはお得な値段でしたが、やっぱりページ数は少なかったです。(笑)

出し物は大塩平八郎を題材にした「浪華騒擾記(なにわそうじょうき)大塩平八郎」です。
感想としては、ちょっと薄っぺらな感じです。
平八郎が怒りを爆発させて挙兵するまでの内容が薄いです。
近松物などでは、心中に行き着くまでの主人公の心情に観客が主人公と同じように涙するぐらいの筋立てですが、こちらは平八郎の怒りが伝わってきませんでした。
そして二組の幼馴染(平八郎と兵衛、源次郎と久造)が登場しますが、良かったのは主人公の平八郎と兵衛ではなく、源次郎と久造の幼馴染の方でした。
山波源次郎を中村亀鶴さん、中島久造を上村吉弥さんが演じていましたが、2人の大阪弁でのやり取りが心地よく響き、お互いを思いやる気持ち、それぞれの主人を思いやる気持ちが伝わってきました。
この話は、大塩平八郎などという名前の通った人を主人公にせず、この2人を中心にもう一度練り直した方が良くなるのではないでしょうか?
その方が、上方物らしい気がします。

他には・・・。
やっぱり大阪弁が安心して聞けました。
天満宮での露天商と客のやりとりなど、自然でよかったです。
翫雀さんが一番、怪しいですからね。(笑)
ただ、木刀と知らずに鞘から刀を抜こうとするお客と露天商のやり取りには、ちょっと不満。
というのも、あれは落語の「道具屋」で使われているネタなんですね。
あの場面は、落語ではもう少し長くやり取りがあり、とても面白く描かれているのですが、今回のは「道具屋」を知らない人が見ても中途半端だったと思います。
時間が短いためか、こういう場面での"遊び"が少なかったですね。
正直、仕事が終わってから観る物としては、内容的には少し重たいです。
一日の仕事を終えて歌舞伎を観て、スカッとした気分で帰り「おもろかったわぁ。」と話したいですからね。

とは言うものの、仕事帰りに歌舞伎が安い料金で観ることが出来るのは、歌舞伎を楽しむ者としては非常にありがたいです。
今回で3回目ですが、大阪の春の歌舞伎と言えば「浪速花形歌舞伎」と言われるぐらいになって欲しいものです。
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テーマ:歌舞伎 - ジャンル:学問・文化・芸術




こんばんは、やはり観に行かれましたか…『浪花花形歌舞伎』。
私は、一部と二部を観に行きましたので…三部は…若干観に行きたい気持ちもありましたが…涙を飲んで…諦めました。
新聞とかでは、三部の『浪華騒擾記』の話題が多かったから…観に行きたい気持ちが多くて(汗)
あぁ…。
でも、ホンマに、浪花の春の名物…風物詩となってもらえるような『浪花花形歌舞伎』になってもらいたいですね…。
ちょうど 、真夏の八月に歌舞伎座で若手中心の『納涼歌舞伎』しているように…(汗)
そうなるように此れからも上方の役者を応援します!←超微力ですが(滝汗)
では、では。
【2006/04/15 01:15】 URL | 花餅屋の太夫元  #u5Hewm3c[ 編集]
本当に最初は行く気がなかったっていうか、行けるとは思ってなかったんですよ。(^_^;)
でも、きっかけは花餅屋さんのブログでコメントを残したでしょ。
あの後、花形歌舞伎が気になって来て、ついチケットの状況を見たんですよ。
そしたら我慢ができなくて・・・。(笑)

ほんとに春の風物詩となって欲しいです。
そして、できることならば、松竹座では若手の、南座では中堅・ベテランの歌舞伎を上演して、どちらに行くか迷うぐらいになって欲しいです。
【2006/04/15 03:47】 URL | りゅう #QIGpv1DA[ 編集]
コメント&TBありがとうございました。
三部をご覧になったんですねぇ。
新作どうかなと思っていたのですけど、ふむふむ。
翫雀 さんの大阪弁があやしいってとこでにやり(笑)

ほんとにいつでもチケット買えるような状況で・・・(涙)
私の周囲でも行かないって人ばかりで内心怒ってるんですけど(苦笑)
期間も去年よりまた短くなりましたし、なんとかしなくては・・・ねっ!
演目を回してくださったら3回行くんですけどねぇ(いちおう主婦なもので昼間しか行けないんです)
【2006/04/15 08:53】 URL | kabukist #HxseFsKg[ 編集]
りゅうさん、こんにちは!
>あれは落語の「道具屋」
それは気が付きませんでした(笑)ただのギャグ程度にしかみえませんでしたね(笑)。
浪花というからには、ベタな笑いを大切にしていただかないと・・・ね。
何はともあれ、
春は浪花花形=略してナニハナ?、となるよう新作作りにもがんばっていただけるよう、
積極的に応援していきたいと思います。

そうそう!野球も始まりましたしね!(がんばれ!江草 ^^ ♪)忙しくなりますよ~♪
すいません・・・リンクがつけてなかったので、遅ればせながらリンクさせていただきます。
【2006/04/15 10:30】 URL | 恵美 #w7E8CPEA[ 編集]
コメント&TBありがとうございました。
土日ですら席が空いていたなんて、ホントに悲しいですね。
私も千秋楽の第三部を観に行こうかどうしようかギリギリまで迷って、それでも席が取れたんですから・・・。
関西でも、もっと活気づかせるためには、何が必要なんでしょうねぇ。。。
【2006/04/16 01:24】 URL | ハヌル #-[ 編集]
たまに雑誌やテレビで‘歌舞伎ブーム’って言うの見かけます。
で、実際、松竹座に足を運ぶと「これがブームかい!」って
ツッコミ入れたくなる客入りなんですよ((o(-゛-;)
今年は‘こんぴら歌舞伎’の出足が好調とか。
‘浪花花形歌舞伎’だってそんなに悪くないのに、なんで!?
って思うこと、しばしば。
広告や宣伝、もっともっと露出してほしいです。。。

と、つい愚痴ってしまいました。すみません o(>_<)o
【2006/04/16 01:51】 URL | umako #ik3sxtfs[ 編集]
りゅうさん、こんばんは。
三部はおっしゃるとおり、源次郎と久造がとっても良かったですね。
観ていて、とっても微笑ましく、気持ちよかったです。
私は全て3階席に行ったのですが、全部行っても6000円♡
これからも続けて欲しいです。
でも、何故ゆえあんなにお客さんが少なかったんでしょうね。
【2006/04/16 18:58】 URL | るみ #-[ 編集]
> kabukistさん

上方歌舞伎の流れを汲む大物役者さんでも、今は東京に居を構える方ばかりですものね。
その方たちの二世、三世になれば、日常の会話で上方アクセントの使えなくても仕方ありません。
でも、翫雀さんは大阪に来て頑張っておられるので、多少怪しくとも応援しております。^^

いつでもチケットが手に入る状況は個人的には嬉しいのですが、でもそれじゃダメなんですよねぇ。
歌舞伎しかやらない劇場が出来、いつでも歌舞伎が楽しめようになればいいんですけど、まだまだ厳しそうです。

> 恵美さん

"春は「なにはな」松竹座!"(個人的にはカタカナよりも平仮名がいいかな?)
これは、いいですねぇ。^^
松竹の営業に進言したいぐらいです。(笑)

阪神は好調と言っていいのかどうなのか・・・。
贅沢なのかも知れませんが、不安材料をたっぷりと抱えているのも事実。
それに巨人が突っ走っているので、早く団子状態にならないと盛り上がりませんね。

リンクありがとうございます。
こちらも張らせていただきますね。
PS 恵美さんが見た、スーツ姿の男性の中に、ひょっとしたら私がいたかもしれませんね。


> ハヌルさん

満席なしの日がある歌舞伎を観に行ったのは、今回が初めてでした。
ちょっと悲しくはありますが、演者の皆さんはこれに奮起して頑張って欲しいですよね。

関西で、もっと活気付かせる為に必要なのは、歌舞伎座に行っているおばちゃんたちを取り込むことです。(笑)
それには、役者さんが関西のメディアにもっと露出して、おばちゃんたちの顔なじみになることが必須です。
夕方のワイドショー&ニュースの情報番組に出してもらいましょう。^^


> umakoさん

"ブーム"って言われている間は、本物じゃないんですよねぇ。
それに歌舞伎っていうのは、芝居を観ると同時に役者で観るものでもあるので、全国区で売れている役者さんが出ていないのは、いくら料金が安くても歌舞伎を観たことが無い人を取り込むのは、難しいのでしょう。


> るみさん

浪速花形歌舞伎は、料金も魅力の一つですよねぇ。(笑)
お客さんが少なかったのは、歌舞伎を知らない人でも知っている役者さんがいなかったことと、出し物でしょうか?
何かもっと歌舞伎を知らない人が楽しめる外連味たっぷりの芝居であれば、もっと客足が増えたのではないでしょうか?
【2006/04/17 00:59】 URL | りゅう #QIGpv1DA[ 編集]














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行って参りましたよ!大阪松竹座、久しぶりですよ此処に来るのは…(涙)少し遅れそうだと思って…今回ご一緒の紅染屋さんにメールをば…(汗)と…いやはや…あちらさんも同様のメールが…ワシらっていったい…何なんでしょうか???(滝汗)旨いこと電車の乗り継ぎもいき 花餅屋廼徒然書附帖【2006/04/15 01:16】
初春大歌舞伎(1月・松竹座)以来久しぶりの歌舞伎鑑賞。やっぱり生はいいですねぇ。ほんとに関西で歌舞伎公演が少ないのが残念でなりません。「伊勢音頭恋寝刃」 これは「夏祭浪花鑑」と並んで上方の夏芝居の代表なのだそうです。妙見町から追駆け、二見ヶ浦の各場が演じ 歌舞伎入門【2006/04/15 08:56】

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