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舞台写真の申し込みを終え、自分の席に向かう。
今回は3等席。
3等席は初めての体験。
理由は、嫁さんが「1等席がいいっ!」という人だったから、嫁さんに連れられて歌舞伎を観るようになった私が3等席未経験なのも仕方が無い。(ちなみに嫁さんは3等席経験あり)
松竹座では、1階席は建物の3階にあるというややこしい呼び方。
だから3階席は5階のため、これまで1階席がほとんどだったの身には、エスカレーターが非常に長く感じられた。
それに、上がるに連れて人もだんだんと減っていくし、さびしい・・・。(;つД`)

私の席は、ほぼ舞台正面。
どのランクの席であろうが、やっぱり舞台の正面に近い方が良い。
幕が上がる。
3階席は勾配がきついため前の人のあまり頭が気にならないのが良い。(前がおっさんじゃなかったからかも知れないが)
しかし、やはり役者の表情がわからないのと花道がほとんど見えないので、花道からの登場の際に拍手ができない。
役者の表情がわからないのは我慢できる(オペラグラスを使えばなんとかなる!)が、花道からの登場で拍手できないのは私にとってはかなりの欲求不満。
歌舞伎の楽しみのうち、結構な割合を占めているのが花道からの出と入り。
ここでの拍手が役者を盛り上げ、芝居を盛り上げ、そして自分をも盛り上げて芝居を楽しめるのです。
これが一等席との料金の差・・・。orz

・信州川中島 輝虎配膳
我當、秀太郎、進之助、孝太郎の松嶋屋が勢揃い。
これに坂東竹三郎さんが加わってのお芝居。
武田信玄の軍師山本勘助を取り込もうと勘助の母を人質にすべく企てる長尾輝虎(我當)。その輝虎に真っ向から逆らう勘助の母越路(竹三郎)、その越路を輝虎から守ろうとする勘助の妻お勝(秀太郎)らのお話。
次のNHK大河ドラマは山本勘助が主人公ですが、このいかにも歌舞伎的な話を大河ドラマで見てみたいものです。
ちなみに、このお話は三国志の劉備の軍師徐庶を巡る物語が元になっているそうなので、完全にフィクションですね。(じゃ、やっぱり大河では無理か。)

・連獅子
翫雀、壱(かず)太郎親子の競演。
私にとっては、お休みの時間。(^_^;)
と言っても、はなから休むと決めてみているわけではありません。
が、所々でやはり意識が・・・。

壱太郎くんが早すぎるのか、翫雀さんがついていけない(←んなこたぁないと思いますが)のか、わかりませんが、二人の演技は完全にずれていましたが、最後にはピタリと合い、観客席は昼の部最高の盛り上がりとなりました。
壱太郎くんは、若獅子らしい力強く勢いがありました。
今後、背も伸びて横に広がらなければ・・・と期待しています。(笑)

・口上
秀太郎さんと菊五郎さんの口上に笑わせてもらいつつも、じっと座っている雀右衛門さんを見て居眠りしていないかと心配していました。(笑)
松嶋屋さんの裃は3階席からの遠めで見ても綺麗でした。

・夏祭浪花鑑
上方の夏物芝居の代表でもある「夏祭浪速鑑」。
これは勘三郎さんの平成中村座NY凱旋公演の時に観ました。
主役の団七九郎兵衛を藤十郎さん、その義兄弟となる一寸徳兵衛を仁左衛門さん、そして釣船三婦を我當さんが務める。
大阪弁の台詞に関しては、何の違和感もなく自然に耳に入ってくる。
勘三郎さんがいくら大阪弁が上手くとも、台詞の一つ一つが芝居に思えますが、この3人なら普通の言葉として耳に入ってきます。
そして、今回は上方流での演出とのこと。
序幕の住吉鳥居前の場面は、浴衣の方がスッキリとして良いという理由で江戸流では季節が夏なのですが、原作では季節は春で二幕目までの時の流れを感じることが出来るのが上方流です。
どちらが良いということではなく、上方歌舞伎の流れを汲む役者は、関西以外の土地での公演でも上方流で演じて欲しいですね。
そして、大詰は長町裏の場。
三河屋義平次が団七九郎兵衛に殺される場面です。
義平次が蓮池に沈んで行った時、「え?それで終わり?」と思ったのですが、すぐに団七九郎兵衛に引き上げられます。
そしてその時には、髪の毛からつま先まで泥だらけ(月代と顔以外)。
平成中村座ほどの演出ではありませんでしたが(←そりゃそうだ。平成中村座ではこれを元に演出を過剰にしているのだから)、そちらを観ていない人には驚かしてくれる演出だったでしょう。

それにしても、藤十郎さんは元気です。
確か、今年で74歳のはず。
イヤホンガイドで小山観翁さんと対談されていたのですが、その中で奥さん(扇千景さん←フロアでお見かけしました。)と結婚してから、二人とも病院には行ったことがないとお話されていました。
やっぱり、役者も政治家も体が資本ですねぇ。
いよっ!やましろやぁ!

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テーマ:歌舞伎 - ジャンル:学問・文化・芸術




りゅうさま
前の記事から、「いつ歌舞伎の話になるんだろう」と待っていました(笑)。
花道の出と入りって、確かに歌舞伎では大きなポイントですね。
拍手が起きたり客席がどっと沸いたりしているのに見えないっていうのはフラストレーションたまりますよね。
藤十郎さんの奮闘ぶりには本当に頭が下がります。74歳でこんなに見事に初役をこなされるのですから、これからまたどんな役を見せていただけるのだろうとますます楽しみです。


【2006/07/21 02:46】 URL | スキップ #-[ 編集]
> スキップさん

お待たせしまして申し訳ございませんでした。(笑)
藤十郎さん、ほんっとに元気ですっ!(><)
客席にパワーを分け与えているのか、それとも客席からパワーを吸い上げているのか・・・。(笑)
でも、大阪にはあんな元気なおっちゃんがたくさんいそうです。o(`⌒´*)o
【2006/07/22 02:17】 URL | りゅう #QIGpv1DA[ 編集]
ご無沙汰しています。
TBありがとうございました。
ほんとうに若くて元気な藤十郎さんには驚きましたね~。
夜の部はご覧になりません?
奥様とぜひごいっしょに!!

それより、それより
昨日の藤川すごかった~!!!
【2006/07/22 09:12】 URL | kabukist #HxseFsKg[ 編集]
こんにちは。
歌舞伎観劇の感想を詳しく丁寧に、ありがとうございます。
松竹座はどの階からも観劇したことがありますが、
上階からは花道がほとんど見られませんね。(>_<)
想像をたくましくして補うしかありませんでしたが、
下の階で見るのと比べると、リラックスできたことを思い出します。
双眼鏡があると、舞台照明も美しく、
低料金で全体を楽しむことができると感じました。

上方の流れを汲む役者さんも、多くいらっしゃるのですね。
機会を見つけて見に行きたいと思います。<(_ _)>

【2006/07/22 12:18】 URL | らいと #JnoDGgPo[ 編集]
りゅうさん、こんにちは!
私も昼のみ、三階でみました(笑)。
「輝虎配膳」で、
幕開きでいきなり贔屓する若衆たちが烏帽子&長袴で、しかも台詞あるし・・・でしたから、一階席にすればよかった~と後悔しました。
でも、おっしゃるとおり傾斜があるのでよくみえますね、花道以外は。(笑)

上方での「夏祭浪花鑑」、想像以上に良かったです!
藤十郎さんの雰囲気というのかリズムというのか、ええ感じでした。
ますますお元気な藤十郎さんには、上方歌舞伎発展のためにも!がんばっていただきたいです!

そうそう、来月の上方歌舞伎会では、松嶋屋型の封印切ですね。楽しみです。
りゅうさんも行かれますか?
【2006/07/24 16:33】 URL | 恵美 #-[ 編集]
> kabukistさん

返事、遅くなり申し訳ございません。m(_ _)m
週末、体調が悪く(←頭痛)、PCの前に座ることができませんでした。(^_^;)

夜の部も見たいです!
口上の菊五郎さんを見ていたら、夜の部も観たくなりましたよ。
観たいんですけどね、懐具合がねぇ。○| ̄|_

今年のオールスターは、藤川の為にあったと言っても過言じゃないでしょう。
藤川の登板が、プロの凄さを見せ付けてくれました。


> らいとさん

確かに双眼鏡があれば、役者さんの細やかな表情まで観ることが出来、3階席も悪くはないですね。^^
でも、やっぱり私は、舞台との一体感を味わえる1階の花道がすっきりと見える席がいいです。

> 恵美さん

恵美さんも昼のみ3階ですか!(笑)
幕開きの若衆たち。
なぜか油断していて、イヤホンガイドを耳にするのが遅れ、誰が誰だかわからないまま過ぎていきました。(^_^;)

上方歌舞伎は、はやり上方の役者が演じるのが一番しっくりと来ます。
雰囲気とかリズムとか、はっきりとは言えないのですが、そういう点が微妙に違うんですよね、やっぱり。

来月の上方歌舞伎会って、仁左衛門さん指導のやつですよね?
お値段もお手ごろだし行きたかったのですが、他に予定があったので断念しました。○| ̄|_

【2006/07/25 00:18】 URL | りゅう #QIGpv1DA[ 編集]
りゅうさん、こんばんは。
そうですね。3階席は花道が見えないのが最大の難点ですね。
でも値段が値段ですから…
そこは我慢という事で。(←3階席が固定席の私からの助言)
雀右衛門さん、私も眠ってないかな?ってちょっと心配になりました。
微動だにしなかったですよね。でも綺麗に座られていました。
9月は歌舞伎座へ見に行こうかなと思っています。
【2006/07/25 21:28】 URL | るみ #-[ 編集]
私もやっとのことで行って参りました~大阪松竹座!
勿論七月大歌舞伎。
よかったですよ。
我當さんの例の台詞もチャンとチェックいたしました(汗)

マダマダアップの途中ですが…出来た部分をトラックバックさせて頂きました。

しかし…三階席は花道が見え辛いから折角のお芝居の雰囲気の半減してしまいますね。
でも、其れをも跳ね飛ばすようなお芝居だったらいいのですが…今後も期待します!!
【2006/07/28 01:46】 URL | 花餅屋の太夫元 #u5Hewm3c[ 編集]
返事が遅くなりました。m(_ _)m

> るみさん

値段が値段・・・。
説得力のある言葉です。(゜ー゜)(。_。)ウンウン
9月に歌舞伎座、いいですねぇ。
私も死ぬまでに一度、行ってみたいですねぇ。←大袈裟か?


> 花餅屋さん

我當さんの台詞確認できましたか。^^
先日、NHKで放送された平成中村座のNY公演を録画したものを見たのですが、あの場面がなかったです。
そう思うと、今回の夏祭~を観て良かったなと改めて思いますね。
【2006/07/30 16:05】 URL | りゅう #QIGpv1DA[ 編集]














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順番が逆になりましたが、今週は坂田藤十郎襲名披露公演 昼の部を観劇しました。 7月15日 昼の部 大阪松竹座 5列下手寄り 幕開きは「信州川中島 輝虎配膳」 長尾輝虎こと上杉謙信が武田信玄の軍師山本勘助を味方につけるためその老母越路を接待し自ら料理の膳を運んだ 地獄ごくらくdiary【2006/07/21 02:35】
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大阪松竹座の前に来る…結構の人だかり…暑いのに、ご苦労様です。暑い中…相変わらずお着物のご婦人方が多い…。タクシーが走って来る…此の前は通行止めになっているのに、何処から走ってきたのか?道頓堀筋を、「かに道楽」の方から松竹座の前を通り過ぎて、御堂筋に出る 花餅屋廼徒然書附帖【2006/07/28 01:40】

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