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島根県安来市で行われた敬老会で落語をしていた三笑亭夢之助が、舞台に立つ手話通訳者に対して退場を求める発言を繰り返した結果、通訳の女性は主催者側に促され、舞台の下に降りて手話通訳を続けたという。
これに対して、同県のろうあ団体から夢之助と市に抗議があったのは当然で、市も夢之助も謝罪したとの事。
夢之助は謝罪文で、発言の真意について「気も散漫になって話を間違えることでお客様に迷惑をかけてはいけないので、手話の方に、私の横でなく、後ろに立つか、座ってくれるのか……との思いで声をかけた」と説明したという事だが・・・。
以下、夢之助の現場での発言や謝罪文についての感想
「落語は話し言葉でするもので、手話に変えられるものではない」→手話について十分に理解した人の発言であれば理解できるが、そうでないのであれば、何を根拠にしての手話で落語が伝わらないと言っているのかがわからない。また現実に手話落語に取り組んでいる落語家がいることを知らないのか?(知らなかったとしたら最低の烙印を押させてもらいます。)

「この会場は聞こえる方が大半ですよね。手話の方がおられると気が散りますし、皆さんも散りますよね」→聴覚障害者が少ないから無視して良いという考えは、賛同しかねます。

「皆さんが良いとおっしゃるなら構いませんが。どうなんでしょうね」→構いませんがと言いながらも、どうなんでしょうね・・・と、はっきりしない物言い。

「気も散漫になって話を間違えることでお客様に迷惑をかけてはいけないので、手話の方に、私の横でなく、後ろに立つか、座ってくれるのか……との思いで声をかけた」(謝罪文)→声をかけたと言っているが、会場での発言を見る限りは手話通訳者にではなく客席のお客になげかけている言葉。お客をも巻き込んで、暗に手話通訳者を悪者にし、プレッシャーを与えている卑怯なやり方。

市(主催者)が、予め夢之助に手話通訳がつく事を説明していなかったということはあるものの、出囃子と同時に手話通訳者が舞台袖から夢之助と一緒に登場するとも思えず、ましてや落語が始ってからスタンバイなどありえないでしょうから、夢之助が登場するまでに手話通訳者はスタンバイしていたと思われます。
その時に、何の確認もせず(と言うことは、気になるとは思わなかったということ)、噺を始めて5分後ぐらいで"気になるということに気付く"というのは、予め市から説明があったとしても、始めるまでは何も思わなかったのではないでしょうか?
そう考えると事前に説明があったかどうかなどというのはあまり関係ないように思います。
まぁ、実際に手話通訳者が落語をする為に邪魔であったとしても、あの発言内容では夢之助を擁護する気にはなれません。

それにしても、バリアフリーだ、ユニバーサルデザインだと言ってる昨今、珍しい時代感覚と申しましょうか、若手の頃テレビ番組のレポーターとして街中に出て世間と繋がっていたのが、テレビに出なくなった途端に、自分達の世界にどっぷりと浸って世間と隔絶してしまったのかも知れませんが、とにかく世の中の情勢が見えていないというのは、芸人として精進していない証のように思います。

恐らく、夢之助に差別する気などは全くなく単に"無関心"なだけだったのだろうと思いますが、その無関心さが手話通訳をないがしろにする発言に繋がり、当日来場していた聴覚障害者を傷つけたのは間違いないと思います。
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